物を落としてできた床のへこみ、視界に入るたびに気になりますよね。フローリングの小さなへこみは、市販の補修パテを使えば自分でかなり目立たなくできます。ただし、パテの選び方と色合わせを間違えると「補修跡の方が目立つ」逆効果も。この記事では、福岡市の床専門店がプロの補修手順をDIY向けに翻訳し、道具選びから仕上げのコツ、DIYの限界ラインまでお伝えします。
パテ補修が向くへこみ・向かないへこみ
| へこみの状態 | パテ補修 | 備考 |
|---|---|---|
| 直径2cm以下・浅い(1mm程度) | ◎ 最適 | DIYで十分キレイに |
| 直径5cm以下・深さ2〜3mm | ○ 可能 | 2回に分けて盛ると◎ |
| 表面が割れて木片が浮いている | △ 要下処理 | 浮きを接着してから |
| 広範囲・多数のへこみ | × 不向き | 部分張替えの方が綺麗 |
| へこみ+フカフカ感 | × プロ必須 | 下地の問題。フカフカの記事参照 |
道具の選び方|パテは2タイプある
- クレヨンタイプ(かため):ライターやコテで溶かして充填。耐久性が高く歩行部向き。ホームセンターの「かくれん棒」等が定番
- ソフトタイプ(やわらかめ):ヘラで押し込むだけ。手軽だが摩耗しやすく、家具下など非歩行部向き
セット品(1,500〜3,000円)には複数色のパテ・コテ・ヘラが同梱されており、初めてなら色数の多いセットを選ぶのが正解です。単色では床に合わず、混色が前提になるためです。
パテ補修の手順(クレヨンタイプ)
- 掃除と乾燥:へこみ内のゴミ・ワックスを除去。濡れていれば完全乾燥
- 浮いた木片の処理:カッターで除去するか、木工ボンドで接着して1晩待つ
- 色を作る:床の「いちばん明るい色」と「木目の濃い色」の2色を用意。明るい色をベースに濃色を少しずつ混ぜるのが鉄則(濃くしすぎると戻せない)
- 溶かして充填:コテで溶かしたパテをへこみに流し込み、少し盛り上がるくらいまで入れる
- 平らに削る:固まったら付属のスクレーパーで周囲と面一に
- 木目を描く:濃色パテの角や専用ペンで、周囲の木目線をへこみの上に繋げて描く
- ツヤ調整:ツヤが浮く場合は不織布ヤスリで軽く撫でてなじませる
よくある失敗3つと回避法
- 色が濃すぎて黒い点に見える:必ず明るめから始めて徐々に濃くする。迷ったら半トーン明るめが正解(影で濃く見えるため)
- 盛りすぎ・削りすぎで段差:スクレーパーは床に密着させ、一方向に。ヤスリは当て木をして面で削る
- ライターでフローリングを焦がす:直火はパテだけに当てる。心配なら電池式のコテ(1,000円前後)が安全
DIYとプロ補修の仕上がり・費用比較
| 項目 | DIYパテ補修 | プロのリペア | 部分張替え |
|---|---|---|---|
| 費用 | 約1,500〜3,000円 | 約1.5万〜3万円 | 約2万〜4万円 |
| 仕上がり | 近くで見れば分かる | ほぼ分からない | 新品(色差は出る) |
| 所要 | 1〜2時間 | 1〜3時間 | 半日 |
「自宅で自分が納得できればいい」ならDIYで十分。賃貸の退去前や売却前の補修は、査定・立会いで見られるためプロ品質が安全です。賃貸の傷対応は 賃貸の床凹みの直し方の記事 もご参考に。費用の全体感は 料金ページ をご覧ください。
よくあるご質問
Q. クッションフロアのへこみにもパテは使えますか?
CFは弾性があるためパテが定着しにくく不向きです。家具跡の浅いへこみなら、蒸しタオル+ドライヤーの温めで戻ることがあります。破れ・深いへこみは部分張替えが基本です。CF張替えのページ をご参考に。
Q. 無垢フローリングのへこみは?
無垢は水と熱で木の繊維を膨らませて戻す方法が先です(濡れタオル+アイロン10〜20秒)。戻り切らない分をパテで埋めると自然に仕上がります。
Q. パテ補修した床は張替え時に問題になりますか?
問題ありません。張替え時は既存床ごと撤去または上張りするため、パテ跡の影響はゼロです。
まとめ|「小さく浅いへこみはDIY、見せる床はプロ」
直径2cm以下の浅いへこみなら、パテ補修は数千円で十分戦えるDIYです。コツは明るめの色から作ること・木目線を繋げることの2つ。広範囲・フカフカ併発・退去前の補修はプロに任せる方が確実です。福岡市内なら、へこみの写真をLINEでお送りいただければ、DIYで足りるかプロ案件かを無料で判定します。
お電話は 080-2524-3057(9:00〜20:00)。お問い合わせ もご利用ください。

